読書感想をメモするなどしながら岩波文庫水滸伝を読んでいこうと思いました。雑に更新していこうと思います。
岩波文庫水滸伝、なんとなく文体難しそうだな〜というイメージだったんですが意外とそうでもなく、文章が前書きにもある通りで講談みたいな雰囲気になっていて、ですます調でなんだか物腰柔らかな感じで読みやすいですね。まんま講談師の話を聞いている感覚になるというかそのまま読み聞かせしてほしい…。
地味に高俅が出世していくくだりが好きなのですが、厄介がられてたらい回しにされてたのに最終的に一番の権力者になる人に気に入られるとはなあ
近衛府大将になりたてで王進先生を虐めだすところ、王進パパへの怨みもあるけどとりあえずなんか仕事した感が欲しかったのでは…と久しぶりに読んで思いました。
かわいそうに王進先生…ところで勝手に40代くらいじゃろかと思っていたら六十路なんですね!ロマンスグレーや!!
最近フィクションでも60歳前後に萌えを見出し始めているのでグッときました。
強いおじちゃんはいいぞ。
王進先生と史進くんの手合わせのシーン、いろんな創作物を観ると史進くん奮闘してますけど案外一撃で倒されてて可愛かったです。
しかも引き下がって素直に平伏するところ単純だけど良い…今までよっぽど敵なしだったんだな
王進先生に萌を見出したところでそろそろサヨナラなのがほんともったいない…活躍してほしかった反面やっぱり平和に暮らしててほしいというのもあり
やっぱりこのままでいいかもしれない…
今回は王進先生がわしが稽古つけましょうと言ったところまででした。
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