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【読書感想】岩波水滸1巻④

周通をボコるのに全裸になる必要性はあったのだろうか…?と読むたび思うであります。カワイコチャンにウキウキしながら寄ってったのに居たのは全裸のでかいおっさんとか周通ちょっとかわいそう…けどやつは無理やり結婚を迫るようなやつなのでだめですね(辛辣)

李忠と周通は気が合うと言うか物事に対するジャッジの具合が同じなんだろうなと思いました。同じケチ具合というか…?さほど喧嘩することもなくルームシェアが長く続くタイプのコンビだと思う。

李忠と周通が仲良くやってて、二人のことを魯智深が「ケチなやつら」って言ってるあたり、今まではそーだそーだと魯智深に同意してたんですけど今読んだら完全に真逆というか…許してやれよ…きっと言うほどお金ないんだよ…

すでにあるお宝を餞別にするのではなく新しく盗ってくるっていう心理めっちゃわかるというか、最低限自分たちが必要な分まで渡したくはなかったのではと…(保険)(貧乏人思考)

まあでもスッと手元からあげたほうがかっこいいよね

山を転がってくだるシーン、転がって急斜面から下山するのはデフォなんですか?!なんで李忠と周通、跡を見ただけでわかるの?!と思いました。慎重に降りればええやん…

李忠が冷静に魯智深とは馬が合わんなと距離を保とうとするところが大人だな…と思いました。うまく付き合っていこうっていう姿勢素晴らしい。


瓦カン寺のくだりはほんと辛いですね…こんな辛かったっけ…

誰も救われないこの感じ…

街から拐かされてきたお姉さんほんと怖かっただろうな…と思うとほんともう…

あの魯智深と史進がおとなしく後処理してる感じがより辛い…

寺を焼くところ、今読んだら供養の意味もあるのかな〜〜などと勝手に解釈してみたり

土葬文化だけど 武大兄さんも証拠隠滅のためとはいえ火葬されたから火葬の文化は一応あるんでしょうね

燃やしたあと長いは無用ってことで魯智深と史進二人手を取り合いながら夜な夜な山を進むところ可愛いですね。辛いあとだったからちょっとなごんだ。

でも真夜中の山だからほんと真っ暗でわりかしお互い命がけで進んでたのではと思います。私は知ってるんだ山を渡る2巻で夜の下山の怖さを学んだんだ…


大相国寺に着いて魯智深があっし都寺か監寺がいい!て駄々をこねてるのがほんと子供っぽい…おめーはそのままでいてねって感じ

ここの魯智深のいいところは説得されてちゃんと納得して菜園の主におさまるところですね。よしよし聞き分けのいい子だね

そしてやっと美少女の登場ですね…扇子片手に崩れた塀の向こうから見ている美少女です…

林冲と魯智深が即義兄弟になっていてこんな即決だったっけ…とつい思ってしまいました。兄弟順は特に書いてなかったけどやっぱ魯智深兄の林冲弟なのかな…?逆か?(記憶喪失)

まあどっちでもいいのだろう

今後話し方でわかるだろう。

でも意外とこういうのってお互い兄貴って呼びあったりするよね(好き)


ところで魯智深が人に出会うたびに今までの経緯を話して聞かせたりするわけですがいつのまにか「たくさん人を殺したので出家しました!」みたいなまとめ方になっててわろた ちがうだろい

まあ長いから纏めたくなるよね…その雑さも子供っぽくていいね


林冲が錦児に呼ばれて奥さん助けに行くところまで進みました。

ここから美少女のターン…!






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